「どうして眉毛がない?」モナリザを巡る世界的ナゾに“本人”が回答 AIアプリ利用で偉人と対話できる!?

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 世界的なナゾにも、ばっちり回答―。フランスのグランパレで開催されているパリ人工知能(AI)サミットでユニークな試みが行われ、AIアプリ「アスクモナ」を使用すれば、絵画や偉人と「対話」することが可能だという。

 レオナルド・ダビンチが描いた名画「モナリザ」について、「なぜ眉毛がないのか?」を聞いてみたところ、タブレット端末から音声が聞こえた。

 「眉毛がないのは謎に包まれている。風のうわさによれば、かつては眉毛とまつげがあったという。16世紀の流行では昔の影響を受け、顔の毛をそることが上流階級の印となった。誰かの手で眉毛が消され、私の顔は湖面のように滑らかな顔になったのかも」

 答え方が難しいと思われる質問に対して、理路整然と回答した。

 同アプリの共同開発者であるバレンティン・シュミット氏は、今回のは美術館向けのAIサービスとし、「美術館を訪れるたびに会話が弾むようにしたいというアイデアが発端にある」と明かした。

 さらに「アスクモナでは、スマートマグネットと呼ばれるものを作成した。美術館内のショップで販売され、裏面に二次元コードがついている。これを読み取ると、ビクトル・ユゴーやダビンチ、ナポレオン、古代エジプトの王ラムセスとも。AIを通じて、偉大な歴史上の人物とも会話することができる」と説明した。

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