「江戸前の旬」原作者・九十九森さんが死去 1999年からの長期連載中…連載は今後も継続

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
マンガ(※写真はイメージ=Oleksandr/stock.adobe.com)
マンガ(※写真はイメージ=Oleksandr/stock.adobe.com)

 人気グルメ漫画「江戸前の旬」の原作者として知られる九十九森(つくも・しん)さんが、2月17日に亡くなっていたことが19日に分かった。「江戸前の旬」を連載していた週刊誌「漫画ゴラク」(日本文芸社)編集部が発表した。

 「江戸前の旬」の公式X(旧ツイッター)で文書が公開され、「『江戸前の旬』の原作者である九十九森先生が、2025年2月17日に逝去されました」と発表した。作品の功績をたたえた上で、「体調がすぐれないという報告はいただいておりましたが、突然の訃報に編集部一同、悲しみに暮れております」と悼んだ。

 併せて、九十九さんが手がけた生前最後の原作は「3月14日(金)発売号の第1292話までとなります」と発表。今後については「生前、九十九森先生から、連載継続の許可をいただいており、九十九森先生が過去に残した1200話以上の『江戸前の旬』、そして多くの構想を預かっております」とし、「遺族の方からの了承も得まして、1293話より『原案・九十九森』として連載を継続させていただきます」と知らせた。

 九十九さんは、1999年から同誌で連載していた漫画「江戸前の旬」の原作者。同作は2月19日までに単行本126刊を刊行しているロングセラー作品で、寿司職人の主人公「柳葉旬」を中心に構成される。2019年には俳優の須賀健太が主演でテレビドラマ化(2シーズン)もされた。

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