「水着の1世紀」たどる展覧会が話題 1950年代のビキニから映画衣装まで ロンドン

海外情報 海外情報

 ロンドンのデザインミュージアムで水着の歴史を振り返る展覧会が開催され、話題になっている。1920年代のレンタル水着から、より現代的かつ実用的なデザインまで、200点以上を展示。五輪金メダリストのユニホームから、映画「ベイウォッチ」でパメラ・アンダーソンが着用した赤い衣装まで、過去1世紀のさまざまな水着が会場を彩っている。

 展覧会ゲストキュレーターのアンバー・バッチャート氏は「この展示はデザインの観点から、過去1世紀の水着を探るもの。プール、保養地、自然と3つのセクションに分かれ、それぞれ素材や開発、ファッションの進化、屋外水泳と建築などの切り口で展示している」と説明した。

 また「18世紀の流行当初、海水浴は心身の健康のために必要と考えられていた。医師も推奨し、今ではあり得ないが、海水を飲むことさえもあった」と秘話を明かし、「有閑階級の間で、健康のために海岸のリゾート地に行くことが非常に流行した。海水浴は近年、特にコロナ禍に屋内プールが閉鎖されて以降、再び注目を集めている」と話した。

 展示は8月17日まで開催される。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース