吉本興業は28日、令和ロマン・高比良くるまとのマネジメント契約を同日付で終了することを公式サイトで発表した。くるまをめぐっては、一部報道でオンラインカジノへの関与を報じられ、2月から芸能活動を自粛していた。
同社は公式サイトにて「令和ロマン 高比良くるま 契約終了のご報告」として文書を発表。「弊社所属 令和ロマン 高比良くるまについて、双方合意の上、2025年4月28日付をもってマネジメント契約を終了しましたのでご報告します」とした。続けて「なお、令和ロマンとしての活動は継続し、相方の松井ケムリは引き続き、弊社所属のまま、タレント活動をしてまいります」と相方のケムリは吉本に残り、コンビとしての活動は継続すると発表した。
この日、コンビのYouTubeチャンネルも更新され、2人そろって出演。くるまが吉本退所と芸能活動再開を報告し、退所にいたる経緯を説明した。
くるまによれば、先日「おそらく復帰に向けた話し合い」と聞かされ、会社に呼ばれたという。オンラインカジノへの関与を報じられた際にコンビのYouTubeチャンネルで公開した謝罪動画について、吉本幹部から「こちらとしてはやってほしくなかった」「会社との信頼関係は壊れてしまった」と話され、「もしくるま君が望めばだけど、契約解除というのは…」と突然提案されたという。
その日の話し合いはくるまが「一旦持ち帰らせてください」と結論を保留したことで終了したが、「退所すれば芸能活動は再開できる」「退所してもコンビ活動は続けてもいい」という状況を考えた時に「俺がこのままだと復帰できるまでの期間が長引いてコンビに迷惑をかける時間がのびる」と1日でも早いコンビ活動再開を優先し、退所を決断したと話した。
