俳優ライアン・レイノルズ(48)が、主演映画『グリーン・ランタン』(2011年)から大切な教訓を得たことを明かした。批評、興行成績ともに失敗に終わったとされる作品だが、ライアンにとってアーテイスト、ビジネスマンとして成長するのに役立ったそうだ。
タイム誌のイベント「タイム100サミット」に出席したライアンは語った。「僕はあの映画からクリエイティビティの分野で最も素晴らしい教訓を学んだんだ。あの作品では特殊効果といったものに、あらゆるお金が使われていた。で、僕は提案したんだ、『人々が話すシーンを書いてみないか?楽しい台詞の応酬でコストもかからないものを』って」
さらにスペクタクルなシーンよりもキャラクターを重視するという教訓を心に刻んだと続けたライアン。「僕が人生で得た最大のスーパーパワーは、自分のキャリアとかそういうことではなく、自身を知ることだったんだ」と話してもいた。
一方『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009年)で初登場した際は評判がいまいちだったものの大成功を収めている自身が演じるキャラクター、デッドプールについて、次回のマーベル映画に脇役として登場する可能性を聞かれると、「確実にかな」と答えていた。