俳優ヒュー・グラント(64)が、学校の授業でのノートパソコンとタブレットの使用禁止を呼びかけた。
5人の子の父親であるヒューは、ロンドン西部の学校で開かれたイベント、オープンマインドで、キャンペーングループの「クローズ・スクリーンズ」に参加。社会心理学者ジョナサン・ハイト博士らと共に不満をあらわにした。
ザ・テレグラフ紙によると、ヒューは自分のことを「画面に夢中な子供たちと絶え間なく続く、疲弊しきった闘いを繰り広げる怒れる親のひとり」と表現。「決定的だったのは、学校が得意げに、生徒全員にChromebookを配布していますと言い始めた時だった。そして授業ではChromebookがたくさん使われている。それを聞いて、それは子供たちにとって、そして自分たちにとっても一番必要のないことだと思ったね」と怒りを表した。
そして、ハイト博士は2012年から生徒の学力が低下していることが、学校でのテクノロジー利用に関連があるのではないかと疑問を投げかけている。