実業家の前澤友作氏が15日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、またまた新車が納車されたことを報告した。「【日本初】ケーニグセグ・ジェスコがついに!納車ラッシュが止まらない!」と題した動画を掲載し公表した。
納車されたのは「ケーニセグ・ジェスコ」という聞き慣れない名前の車。「ケーニセグ」はスウェーデンのメーカーだ。前澤氏は2019年12月に「【日本初お披露目?!】前澤、3.8億円の車を買う」と題した動画で、購入契約したことを報告していたが、5年の時を経てようやく納車された形となった。
前週の8日には5億円超えの「メルセデスAMG ONE」が7年越しで新車が納入されたことを報告。さらにその前週の1日には約6億円で「ブガッティ トゥールビヨン」の購入を契約したことを伝えており、3週連続での“お買い物”報告となった。
ケーニグセグの日本で1台目の登録ということで、手続きにも2~3カ月を要したという。アンベールされると、現れたのは鮮やかな水色「ディープスカイブルー」の車体。公式サイトでも見られないレアなカラーだ。前澤氏も思わず「これ、街走りたいね」とウズウズしていた。
ドアはリモコンで縦にスライドして開くタイプ。車体には世界限定125台のうちの1台であることも記されている。エンジン始動はエンブレムの形をしたキーをダッシュボードにはめ込んで行う。キーを操作してボンネット、後部のカウル、両ドアを全開にするギミックも。エンジンはV8のツインターボで、出力はガソリンなら1280馬力、「E85」というバイオ燃料なら1600馬力となっている。
5年前の動画では「3.8億円」としていたが、オプションと為替の変動で、実際には約5億円となった。「このシリーズを見ていただいている方は、別に5億円と言っても、きっと何も驚いていないでしょうが、まぁ1.2億(円)上がっちゃったと」とサラリとコメントした。
ケーニグセグは1994年にクリスチャン・フォン・ケーニグセグが設立したメーカー。エンブレムは同家の家紋がかたどられたものだという。2005年にはCCRが387.86キロ、2017年にはアゲーラRSが446.97キロという当時の世界最高速を記録している。2003年には工場が火事で全焼したことがあったが、元空軍基地を拠点として使うことができたため、生産を続けることができた。この基地を使っていた部隊のシンボルがゴーストだったため、同社の車体にもゴーストが描かれている。