89歳の大御所歌手「年齢と記憶力の問題」理由にパフォーマンス引退へ 活動70年、ギネス記録も作った

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ジョニー・マティス
ジョニー・マティス

 「恋のチャンス」「ミスティ」などのヒット曲で知られる歌手ジョニー・マティス(89)が「年齢と記憶力の問題」を理由にパフォーマンスから退くことを発表した。「ヴォイス・オブ・ロマンス・ツアー」のあと3公演は行うものの、6月以降の日程はキャンセルするという。

 フェイスブックの公式ページに投稿されたメッセージにはこう書かれている。「まだいくつかのエキサイティングなコンサートが予定されていますが、残念なことに、2025年6月以降のジョニー・マティスのコンサートはすべてキャンセルとなりました」「すでにご存知の方も多いと思いますが、ジョニー・マティスは今年90歳の誕生日を迎えます」「マティス氏の年齢と記憶力の問題が加速しているため、残念ながらツアーとライブコンサートからの引退を発表します」。マティスは今年9月30日で満90歳を迎える。

 昨年9月にスタートした「ヴォイス・オブ・ロマンス・ツアー」は、5月18日のニュージャージー州イングルウッドでの公演が最終日となる予定だ。

 1955年にコロンビアと契約して歌手活動を始めたマティスは、1958年にリリースしたベスト・アルバム「Johnny's Greatest Hits」が490週間連続でビルボードのチャートにランクイン。当時はギネス世界記録にも記載され、いわゆる「ベスト盤」の先駆けとなった。2003年に特別功労賞生涯業績賞を受賞、最新アルバムは20177年にリリースした「ジョニー・マティス・シングス・ザ・グレイト・ニュー・アメリカン・ソングブック」となっている。

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