元人気グラビアアイドルの林田百加さん(24)が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新。2月24日で芸能活動を休止した理由について激白し、波紋を呼んでいる。
林田さんは2月24日にXなどで芸能活動引退を報告していた。しかし26日に「応援してくださっていた皆様へ」と題して文書を公開。「これは1人の人間として、これまで応援してくださったファンの方々に伝えたいことをまとめたものです」と前置きして、「これまで私は、事務所の社長からタレントと社長という関係を超えた、不適切な言動を繰り返し受けてきました」と衝撃の告白をした。
受けたハラスメントの内容について「特にここ1~2年は、2人きりの空間を強いられ、顔や肩を触られたり、個人的な関係を押し付けられたりするなど、恐怖と不快感に苛まれる日々が続きました」と説明。さらに「他のタレントやスタッフとの連絡を厳しく制限され、誰にも相談できない孤立した状態に追い込まれ、精神的なケアを必要と知る状況まで追い詰められました」と内情も記した。
また林田さん自身は、事務所社長に対して個人的な感情を抱いたことも、関係もないと断言した上で、「社長は『林田百加が自分に好意を持っている』とまるで事実のように関係者や他のタレントに吹聴し、誤解を広めていました」と説明。「その話を耳にしたとき、もうこの事務所にいられないと強く感じました」と事務所を離れる決心をする原因を明かした。
林田さんは芸能活動を辞めたいとは考えていなかったが、事務所に退所の意思を伝えると「『それなら芸能活動自体を引退する形にしてほしい』と突きつけられました」と返されたと説明。その後のやりとりで精神を削られ、「一度区切りを付けるしか選択肢がないところまで追い詰められました」と、今回の引退となったことを明かした。また退所を伝えてから2月の活動休止の間までに、ドラマの出演の仕事を林田さんへの確認なく断られていたことも明かした。
最後には「今でも一部の関係者の間で、枕営業があったのではないかという疑いの目が向けられているようですが、そのような事実は一切ありません」と個人的関係や枕営業の噂については真っ向から否定した。「応援してくださった皆様に何の説明もなく、こんな形で終わってしまったことが、本当に心残りでした。だからこそ、こうして発表する決意をしました」と激白の理由について説明し、今後については「今はただ、心が壊れないように、少しの間落ち着ける時間を作りたいと思っています。そして、これから自分が本当にやりたいことを見つけたいです」と記した。
林田さんの激白があった翌日の27日19時までに、退所した芸能事務所「アミティープロモーション」から声明などは出されていない。ただ、同事務所の所属タレント・坂上未優が26日にXで「ある投稿をきっかけに、多くの方から心配のメッセージを頂きました。ご心配をおかけして申し訳ありません。現在、事務所と話し合いを進めております。」と発信するなど、波紋が広がっている。
林田さんは「令和のハイレグプリンセス」というキャッチコピーで活動していた人気グラビアアイドル。中央大学在籍時から活動を開始し(現在は卒業済み)、過去には複数の写真集やDVDを発売している。ただ2024年12月には新作DVDを、2025年3月12日には新作写真集「VERY GOOD」(徳間書店)の発売が決定していたにもかかわらず、24年末に25年2月での芸能活動引退を突如発表。発売前に引退することは異例で、ファンの間では物議を醸していた。