ハロー!プロジェクトメンバーが総出演するイベントコンサート「ひなフェス2025」が29、20日、千葉・幕張メッセで開催された。
モーニング娘。'25、アンジュルム、Juice=Juice、つばきファクトリー、BEYOOOOONDS、OCHA NORMA、新グループのロージークロニクル、ハロプロ研修生、総勢73人が出演。グループ楽曲だけでなく、抽選で選ばれたメンバーがソロ、デュオ、トリオ、カルテット、クインテットを結成しハロプロ楽曲を披露するなどした。
現在行われている春ツアーをもってグループを卒業することを発表している“かみこ”ことアンジュルムの上國料萌衣(25)は見事にソロを引き当て、松浦亜弥の2002年の楽曲「LOVE涙色」を披露した。上國料が「ひなフェス」でソロを引き当てたのは2017年以来8年ぶり2度目。2016年のデビュー直後の初々しい緊張のステージだった。
8年が経過して、卒業直前の最後の「ひなフェス」で再びソロをゲット。あえて同じ楽曲を披露し、成長を見せつけた。29日には「LOVE涙色」が一時トレンドワード入りするほどの盛り上がりだった。
その後のアンジュルムのステージで上國料は「『LOVE涙色』どうでした~?」とファンに呼びかけ。大きな拍手を受け「1曲通してずっと泣きそうでした」と明かした。実は自身の過去の映像を見ながら練習していたことも告白。熱い声援を送ってくれたファンに「温かいなと思いました」と感謝していた。メンバーも「泣きましたよ」とリーダーの勇姿に心を打たれていた。
この日、アンジュルムは5月21日発売の新曲「アンドロイドは夢を見るか?」を初パフォーマンスした。また、卒業ライブでは定番の「友よ」も披露。上國料の卒業ムードが盛り上がり、ファンも胸を熱くしていた。また、出演メンバー全員で披露する「ひなフェス」定番の楽曲「桜ナイトフィーバー」では、モーニング娘。'25の生田衣梨奈(27)、上國料、BEYOOOOONDSの島倉りか(24)、つばきファクトリーの八木栞(21)がソロパートを担当。それぞれのグループの春ツアーでの卒業を控えるメンバーが歌うという、こちらも胸熱の演出だった。