産後うつを経て2人目出産…再発防いだ驚きの対策 体験漫画に「心の支えになった」の声!作者に聞く

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漫画とイラスト制作をおこなう藤嶋マルさんのコミックエッセイ『産後うつになったけど今は元気に子育てしてる私の話』は文字通り、自ら経験した産後うつについて描かれた作品だ。以前X(旧Twitter)に「二人目育児での産後うつ対策編」が投稿されると、約5000もの「いいね」が寄せられている。

1人目の出産後に産後うつが発症した藤嶋さんは2人目を授かった際、再び産後うつにならないか不安に思っていた。しかし以前の経験を踏まえ、藤嶋さんは出産直後の対策として4つのルールを設けて実行すると、大きな問題なく無事に出産。そして次は出産後の生活において4つの対策方法を編み出し…。

産後うつを乗り越える様子が描かれた同作には「勉強になる」「心の支えになった」などの声があがっている。そこで藤嶋さんに同シリーズを描いたきっかけについて話を聞いた。

―同シリーズを描いたきっかけを教えてください。

私はもともと漫画、イラスト制作の仕事していたのですが、2016年に第一子を出産後にいわゆる「産後うつ」になってしまい、その後は回復して第二子も無事出産できました。産後うつだったのに自分でそれを認められずに、なかなか受診に踏み切れず病状が悪化したので、産後の方へ自分のようになってほしくないという気持ちで漫画にして発表しようと思いました。

―読者にメッセージをお願いします。

この漫画を通して「自分も産後うつになってしまったらどうしよう」と思った方にお伝えしたいのは、あらかじめ「もし産後うつになってしまったら」を想定して、お住いの地域で精神的に不安定になったら通える心療内科、精神科はどこなのかあらかじめ調べておく、通院している産科が精神科などと提携しているのか、産後うつ対策はどうなっているのか聞いておくなどをしてほしいということです。

実際産後に心身の不調を感じた場合、すぐに出産した医療機関、産後の赤ちゃんの検診をおこなう保健所などに困っている自分の症状をお伝えして、具体的な治療を受けたい旨を電話してみてください。

気力がなくて電話や連絡が不可能な方はご家族や友人、知り合いの方に頼んでみてください。相談を受けた方は「休めば治るのでは」とは思わず、お住いの自治体の出産関係の科と、苦しんでいる本人が確実に繋がるようにしてほしいです。

<藤嶋マルさん関連情報>

▽X(旧Twitter)

https://x.com/marufujishima

▽pixiv

https://www.pixiv.net/user/11056924/series/242307

▽note

https://note.com/mf1983/m/mfcfa2bb06148

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