バイク大手の「ホンダモーターサイクル」がこのほど、東京ビッグサイトで開催中の「東京モーターサイクルショー」にブース出展。大阪で行われた「モーターサイクルショー」で初お披露目された「CB1000F コンセプトモデル」が展示され、多くのバイクファンから注目を集めた。
初代「CB1000 SUPER FOUR」は1992年に発売され、熱狂的なファンに支持されたが、惜しまれつつ1998年に生産終了。その「プロジェクトBIG-1」コンセプトの流れを継ぐモデルとして生産されていた「CB1300SF」が今年で最終モデルを迎えていた。
同社の室岡克博代表取締役社長は「CBブランドの提供価値はホンダ・スポーツバイクの進化する基準。乗り手を選ばず、ライダーに選ばれることを目指してやっている」と説明し、その回答が「CB1000F コンセプト」であると発表した。
伝統の直立4気筒エンジンを搭載し、CBシリーズの流れを感じさせるフォルムとなっている。室岡社長は「車重、ライディングポジション、操縦性、音。どれもが高次元でバランスされた最高のパッケージングになっている」と発表。発売時期について詳細は明かさなかったが、「近い将来お届けできるように現在開発中です。ぜひご期待ください」と知らせた。