「最近の若い子はLINEを使わない」「インスタグラム(インスタ)が主流」といった話を耳にしたことがあるかもしれない。そんなうわさの〝真相〟について、漫画家の楠あやと(@Kusunoki_Ayato)さんが、若い子から直接聞いた内容を描いた漫画がX(旧ツイッター)で注目を集めている。
定期的に若い子とお茶をするという30代の楠さん。7日に「連絡の手段」という題名で投稿した漫画では、20代女性との会話の一幕が描かれた。
楠さんが「そういえば、LINE使わないって本当?」と聞いたところ、女性は「あれウソですから」とキッパリ。インスタのDM(ダイレクトメッセージ)が連絡手段の主流だと思っていた楠さんは驚いた。詳しく話を聞くと女性は「インスタのDMも使ってるけど、仲良い子はLINEですね」とした上で、インスタのアカウントを使い分けていることを明かした。
一例として、「仲良し用(鍵アカ)」「学校用(鍵アカ)」「推し活用」「ご飯用」「モデル風撮影用」などで使い分け。相手によって教えるアカウントを変えているという。目上の人やちょっとめんどくさい上司など「LINEを教えたくないな…」と感じる人には、更新頻度が低いアカウントで連絡先を交換する。そのため相手は「若い子ってインスタが主流なんだ」と勘違いを生むことがあるようだ。
当時の会話について、楠さんは「相手からしたら、当たり前のことだから聞かれること自体不思議だったようで、その時点でジェネレーションギャップを感じました」と振り返った。自身は多くのアカウントを使い分けていないといい、「年齢的におっくうだと感じてしまい、知ってなお、沢山を使い分けるのは無理そうです」と肩を落とした。
目からうろこな〝真相〟にユーザーからは驚きや共感の声が続出。「若い子と交流する機会なさ過ぎて…とても勉強になります」「知らなかった…」「おじさん知らなかったなあ」「めっちゃ分かる」「新入社員が会社の人にインスタ教えている意味が分かった…」「これ見て震えてる」などのコメントが寄せられた。投稿は10日までで6000超のリポスト、3.1万超の「いいね」が集まっている。楠さんは反響について「若い子が自分もそうしてる!というのが多かったですし、年配の方はインスタのアカウントを5個も作れる事自体、知らなかった!という方もいて。一昔前は、捨てアドを何個か作っていたと思うんですが、時代の流れを実感しました」と感想を語った。
ここで気になるのは楠さんが教えてもらったアカウントは果たして何用なのか…ということ。「さすがに聞けませんでしたが、そのアカウントは学校の子と絡んでるストーリーが高頻度で流れてくるので、仲いい子用だとは思います。実際、お茶する仲ですし、今回ネタにしていいか確認したら問題ないと確認も取ってるので、信頼関係は築いてるはずと、思いたいです」と苦笑いを浮かべた。
ここで、よろず~ニュースでは、インスタに関するアンケートを実施。あなたが持っているインスタのアカウント数について教えてください。