劇場アニメ「ベルサイユのばら」の公式HPは1日、「上映から2か月を記念して、ビジュアル、スタッフ情報が解禁となりました」と同作の監督・脚本を明らかにした。
今回、公式では「監督・脚本」はアンドレ・グランディエだったと発表。男装の麗人オスカル・フランソワの魅力が余すところなく描かれており、一部ファンの間では「監督と脚本を担当したのは、実はアンドレじゃないのか?」という噂があった。
アンドレ監督は「劇場アニメ『ベルサイユのばら』の監督を務めたアンドレ・グランディエです。オスカルをスクリーンで見てほしい、でも見せたくない…さまざまな葛藤を経て、本作をつくり上げました。撮影は本当に苦労しました。オスカルが一番輝くカメラアングル、照明、衣装、全てにこだわり抜き、とにかく時間がかかりました」とコメント。「スポットライトの光の中にいるまばゆいまでのオスカルをみてオスカルの影である俺は、あふれんばかりの喜びに身も心も打ち震えました。オスカルの気高さとその裏側にあった努力と苦悩、そして愛……愛!!俺のオスカルの素晴らしさを十分に表現出来たと確信しています」とした。
また脚本家としてアンドレ氏は「劇場アニメ『ベルサイユのばら』の脚本を務めたアンドレ・グランディエです。オスカルの人生を微塵も偽らず、余すところなく映像化したい。ただ映画というものは、2時間程度の尺だと聞き、この短時間でオスカルの溢れる魅力をどう伝えていったらよいか……また俺にとっては思い出したくもない出来事もある中で、執筆作業は自分との戦いでした」と苦労を告白。「そうして出来上がった本作の脚本。幼いときからオスカルの隣にいて、これまでもこれからもずっと一緒だと誓った俺だからこそつくり上げることができた内容だと自負しています。まさにオスカルと俺の愛の結晶……愛の……愛の……!!この熱い思いが観客のみなさまの心に深く強く伝わること。それが俺の切なる願いです」と熱い思いを吐露していた。
このエイプリルフールに明かされた衝撃の事実に、ファンも「やはりそうでしたか!ずっと疑ってたんですが、これでスッキリしました!」と納得。「やはりアンドレが脚本監督でしたか…!伝わりましたよ。オスカル様への愛、愛!!」「そうだと思ってました!!!!!!みんなとっくに気づいてましたよ」といったコメントが多く寄せられていた。
さらに公式ページからはなぜかオスカルが片思いした相手のハンス・アクセル・フォン・フェルゼンが消えるなど、芸の細かい仕上がりとなっている。(1日24時まで)