「将軍」主演俳優90歳で死去、脳卒中の合併症 日本ブームの立役者 「タワーリング・インフェルノ」出演

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 リチャード・チェンバレンさん
 リチャード・チェンバレンさん

 米俳優リチャード・チェンバレンさんが死去した。90歳だった。日本では、三船敏郎さんや島田陽子さんが出演した1980年のドラマ「将軍 SHŌGUN」で主人公・按針を演じたことなどで知られる。3月29日にハワイのワイマナロで脳卒中の合併症により亡くなったという。

 親友で元パートナーのマーティン・ラベット氏は「ピープル」に「私たちの最愛のリチャードは今、天使たちと共にいます。彼は自由になり、私たちの前に逝った愛する人たちのところへ飛んでいます。こんなに素晴らしい、愛情深い魂を知ることができて、私たちは本当に幸せでした。愛は死なないのです。そして私たちの愛は、彼を次の大冒険へと導いています」と語り、リチャードに敬意を表したい人は、花を贈る代わりにNPR(米公共ラジオ局)またはハワイ動物愛護協会に寄付するよう呼び掛けた。

 リチャードさんは1950年代後半に米陸軍に所属した後に俳優デビュー。1961年までには米ドラマ「ドクター・キルデア」で若き研修医ジェームズ・キルデア役でブレイクし、世界的な名声を得た。同ドラマは1966年まで続き、リチャードさんは番組のテーマ曲も自ら歌い、当時全米シングルチャートで10位に達した。

 リチャードさんはその後もテレビや映画、舞台の世界で活躍し、「将軍 SHŌGUN」以外にも「タワーリング・インフェルノ」「四銃士」といった映画や、「ふたりは友達?ウィル グレイス」「ツイン・ピークス」といった人気ドラマ、さらには「マイ・フェア・レディ」や「サウンド・オブ・ミュージック」などのブロードウェイショーに出演した。

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