大失敗が話題の「麻雀牌クッキー」→ 2週間後リベンジ 再々挑戦にネット「執念」「ちょっと感動」

藤丸 紘生 藤丸 紘生
麻雀牌を模したクッキーに再び挑戦!焼く前はデザインがきれいに見える/「蘇芳またたび」さんのX(@horoyoimatatabi)より=2025年4月12日投稿
麻雀牌を模したクッキーに再び挑戦!焼く前はデザインがきれいに見える/「蘇芳またたび」さんのX(@horoyoimatatabi)より=2025年4月12日投稿

 焼くまでは順調だったのに…。3月末、麻雀牌を模したクッキー作りに挑戦したXユーザーが公開した、無念の焼き上がりが話題を呼んだ。あれから約2週間…再度「麻雀牌クッキー」に挑戦した結果が「これは来ましたわ」「開発への執念を見ました」「途中経過も見てたからちょっと感動」と妙な感動を生んでいる。

 話題の投稿主は「蘇芳またたび」(@horoyoimatatabi)さん。ことの発端は100円ショップで「麻雀牌クッキー型」なるアイテムを発見したこと。興味をひかれ購入し、早速試してみたのだが…。焼く前はしっかり確認できていた「一萬」「九萬」「中」などのデザインが、焼いてみるとほぼほぼ消滅。全く“いいね”な仕上がりではなかったが、10万件を超える「いいね」が寄せられる大反響となった。

 お菓子作りの経験がほぼないという「蘇芳またたび」さんは当時、よろず~ニュースの取材に「クッキー作りにおけるタブーをいくつも犯してしまったのが敗因」と反省。具体的に「バターは溶かさない」「生地を冷やす」「表面に卵黄を塗る」「低温でじっくり焼く」などの改善点を挙げ、「またどこかで再挑戦してみたいです!」と意欲を見せていた。

 不屈のクッキー職人が再び動いたのは4月12日。自身のXに「リベンジ行きます」と焼く前の生地の写真を投稿して、再挑戦を表明した。前回同様「一萬」「九萬」「中」などのデザインがしっかり確認できる。改善点もしっかり押さえた。さて問題はここからだ。

 期待と不安を胸に、焼きあがりを見ると…え、また? デザインは前回よりも残っているが、やはり理想にはほど遠い。なにより見た目がクッキーとはかけ離れ、どちらかといえばパイのようになっている。

 「蘇芳またたび」さんは再びの無念に打ちひしがれつつ、失敗の原因を「ゆるめの生地になってしまった」「型抜きに手間取り、かつ冷やし方が十分でなかったため生地がだれた」「生地ののばし方が不十分で、厚みをもってしまった」「卵黄の塗り方が下手過ぎた」と冷静に分析した。

 これらを踏まえて、この日2度目の挑戦へ。生地を十分に冷やし、型抜きした後にも再度冷やす徹底ぶり。また、表面に卵黄を塗る工程は「下手過ぎて諦めました」と潔く切り捨てた。さぁ結果はいかに。

 焼き上がりの写真を公開して「覚醒したかもしれない」と投稿。きれいに焼けつつデザインも残った仕上がりは、明らかにこれまでとは違う。「『才能覚醒したか!?やった~!!』と思いました。とても嬉しかったです」と大興奮。チョコペンでデコレーションを入れると、追い求め続けた「麻雀牌クッキー」が完成した。

 フォロワーからは「おめでとー!!めっちゃきれーいい!」「おお~!完璧だ!」「おおおおお!?すげぇ!!」「これは来ましたわ」「開発への執念を見ました」「素晴らしい出来栄え」「すごい努力家だ」「ついに覚醒か!!」「これは役満!!」「途中経過も見てたからちょっと感動」など祝福や完成度に驚く声が寄せられた。

 フォロワーらのアドバイスを元に少しずつ改良を重ねた末の成功。「皆さん助言本当にありがとうございました!」と感謝した。苦労してたどり着いたクッキーは「めちゃんこおいしかったです!」と格別だったようだ。

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