女性は、相手の匂いを嗅いで友達になるという説が出てきた。相手の女性と出会ってから4分以内に、友達になれるかどうかを見極めており、その判断に嗅覚が重要な役割を担っていることがわかった。
ニューヨークのコーネル大学で行われた2人の人間が初めて会った時に起こる複雑なプロセスに関する研究で、女性らはまず匂いだけで相手と友情を育むことができるかどうかを判断。その後、実際に会って4分間の「スピード・フレンディング」チャットをしてもらった。その結果、匂いのみの評価は実際に会っての評価と同等となり、参加者にとってどちらも納得されることとなった。
この研究の共同著者ヴィヴィアン・ザヤス教授は説明した。「人は顔を合わせる時に多くのことを吸収します。しかし一定のレベルで気づいているものの、意識的ではない匂いが最終的にその人を好きになるかどうかを左右するのです」