普段で日本で見られるスイーツとは微妙に違う?―。「菓子造形展」が平壌で開催されたと、このほど北朝鮮国営通信社KCNAが伝えた。今回が5回目。故・金日成主席の生誕記念日を祝うために開催されたものだという。
会場となった平壌市内のレストランには、砂糖細工やデコレーションされたビスケットなどのお菓子1000点以上が集められた。地球(北半球)、高層ビル、高麗人参を模したものなどユニークな作品が並んだ。
レストランの女性シェフは「お菓子を制作するのに、基本となる型を改良しながら造形性を高めるための新たな技法を模索した。今後もみなさまに楽しんでいただけるお菓子を積極的に生み出していきたい」と話した。
KCNAは例年、この祝賀行事を「太陽節」と呼んでいたが、今回は「意義深い4月の祝日」と表現した。