和食おなじみの光景を見て、気付いた発見を投稿したポストが20万件以上の「いいね」を集めるほど話題に。「たしかに、これ日本で生活する為の特有の能力だよなぁ」と共感を呼んでいる。
和食レストランで、天せいろ蕎麦とネギトロ丼を頼んだXユーザーの「おゆゆ」(@oyuyu)さんは、運ばれてきた料理を見て“ある気づき”があったという。
「外国人が見たらどの汁がどれに該当するかわからないと思うんだ」
お膳にはせいろ蕎麦、天ぷら、ネギトロ丼が並んでいたが、おゆゆさんが注目したのはそれ以外の部分。蕎麦徳利に蕎麦つゆ、小皿に天つゆ、別の小皿に醤油が入っていた。日本人はどのつゆをどの料理に使うのかなんとなく分かるが、和食に慣れていない外国人からすれば“3種類の黒っぽい液体”であり、超難問なのでは?と思い至ったという。裏を返せば、日本人が当たり前に見分けているのはすごいことなのでは?ということにもなる。
ネットでは「とってもわかる」「たしかに、これ日本で生活する為の特有の能力だよなぁ」「ちょっと思うかもw」など共感多数。「こないだフランス人旦那が天ぷらの汁で蕎麦を全部食べてしまっていたの思い出した」「ネギはサラダに見えるのかしら」という声もあった。
なかには「日本人だけど今でもたまに迷う」「日本人でも『これが天ぷら用…だよな?』ってなるもんなw」「一応わかるけど、会話に夢中になってて間違えたことは過去多数」という声も。実際おゆゆさんもお膳を見た際、若干戸惑う時間があったという。
自身のポストを起点にさまざまな体験談が寄せられ「海外の方だけでなく、日本在住の方も多くの人が同じように迷うのだなと共感を得られたこと、海外の方が初めて体験した時の対応が新鮮でよかったです」と語った。
また、よろず~ニュースは同和食レストランにも取材。実際、外国人利用者に食べ方を聞かれることはあるのかなど、実情を聞いたところ「外国人の利用者様に、食べ方を聞かれることはあまりございませんが、ツアー等でご来店いただく団体のお客様も多いことから、その際はツアーガイドの方にご説明差し上げるようにしております」(プロモーション担当者)と説明。異国の食文化に戸惑わないための対応を実施していることを明かした。