国民・榛葉幹事長 玉木代表は「もうちょっと長く謹慎だね。それじゃ足りないよ」 役職停止中をいじる

杉田 康人 杉田 康人
国民民主党・榛葉賀津也幹事長
国民民主党・榛葉賀津也幹事長

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長(57)が14日、国会内での定例会見で、7月の参院選の目標議席について言及した関連で「玉木そんなこと言ったの!?そんなこと言うんだったらもうちょっと長く謹慎だね」と、元グラビアアイドルの女性との不倫問題が発覚し、役職停止中の玉木雄一郎代表(55)をいじった。

 榛葉氏は、記者団から「以前、玉木さんは参院選の目標議席について『比例区で倍増』というようなことを仰っていた」と指摘され「それじゃ足りないよ。(今年改選の比例区は)今3だよ。6でいいの!?それじゃダメだよ倍増じゃ。(玉木代表は)何言ってるんだよ。まだ視力検査やってる頃じゃないの!?」と、支持率が視力検査並みと揶揄された頃の発言ではないかと疑った。

 11日の党大会後の会見で、古川元久代表代行(59)は参院選の目標議席について問われ「具体的な数字を挙げるのではなく、できるだけ1人でも多くの候補者を立て、当選を実現していく」と慎重だった。

 2024年10月の衆院選で議席を4倍にした国民民主党は、直近の地方選でも好結果を残している。〝追い風〟にもかかわらず、古川氏が慎重だった理由を問われた榛葉氏は「これ、追い風じゃないんだよ。我が党の。国民のSOSなの」と説いた。

 さらに「これ自民党がやってくれるって言ったら、自民党に票行ってるよ。野党第1党がこれやるって言ったら、政権交代してるよ。やってくれないから、こんな小っちゃな党がね。対決より解決だと言って、政治と金の問題や裏金問題じゃ無くて、誰も相手にしなかった103万円の壁を訴えて…」と、同党が強く主張する「年収103万円の壁」引き上げに有権者の期待が集まっている表れだとした。

 榛葉氏は「これは党の追い風ではなくて、国民の期待に応えるために、国民のやって欲しい政策を実現するために、我々は数が欲しい。中途半端に自民党が(103万円の壁引き上げを)この程度でいいんだろうって言うなら、我々正直、予算(案)に反対に回ります」と姿勢を明確にした。

 「これじゃだめなんで、力を貸して欲しいと。参議院選挙で勝たせて欲しいと。参議院選挙で勝たせて欲しいと。参議院でも(与党が)過半数割れをして、より我々の声が通る国会をつくってほしいと。なんなら将来、国民民主党単独で過半数を取らせてほしいと。とんでもない夢のように聞こえるかもしれないけれど、今、国民はこの政策をやってほしいと思ってるんです。国民の期待に応えるように、一所懸命頑張ると。数ありきじゃないんだよ」と力説した。

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