維新・吉村代表「事実関係の確認を指示」 N党立花孝志氏の“維新県議から文書”発言受け

杉田 康人 杉田 康人

 日本維新の会の吉村洋文代表(49)が10日、府庁での定例会見で、斎藤元彦兵庫県知事(47)の告発文書問題をめぐり、政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志党首(57)が、告発者の元県民局長(2024年7月に死去)の私的情報や1月18日に死去した元兵庫県議の竹内英明さんについての情報源となった文書を、百条委員会副委員長で維新の岸口実兵庫県議(60)から提供されたと主張していることについて言及した。

 吉村氏は「明確に岸口県議という名前が立花さんから出てきているわけですし、そのシーンもリアルタイムじゃないですけど、僕も見ました。きちんと確認する必要があると判断をいたしました。幹事長に事実関係の確認の指示を出しました」として、岩谷良平幹事長(44)に調査を指示したことを明らかにした。

 さらに「維新の議員の話ですから、きちんと事実関係を明らかにした方がいい。何らかの形で発表させていただきます。幹事長には指示しましたので、そんなに時間がかかるという話じゃないと思う」として、党内調査の結果を近く公表する考えを示した。

 立花氏は7日、国会内での定例会見で「(文書を)私に渡してくれたのは、兵庫県の百条委員会副委員長の岸口さんという方です」と、岸口氏から情報提供を受けたとした。

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