英ロックバンド、ザ・ジャムのドラマーだったリック・バックラーさんが死去した。69歳だった。元バンドメイトのポール・ウェラーが、70年代初頭のバンド結成から1982年の解散までメンバーだったリックさんの他界をインスタグラムで伝えた。
ポールは思い出の写真の数々と共に、こう綴っている。「リックが亡くなったことにショックを受け、悲しんでいる。ウォキングのスタンリー・ロードの僕のベッドルームでリハーサルをしていた頃のことを思い出している。若い頃パブやクラブで演奏して、レコードを作るまで。なんて旅なんだ!」「僕たちは夢をはるかに超えて行ったし、僕たちが作ったものは時の試練に耐えるものだ」「家族と友人たちに深い哀悼の意を表したい」。
ポールの投稿には、もうひとりの元バンドメイト、ブルース・フォクストンのメッセージも含まれており、「今日、とても悲しいニュースを聞いて、ショックで打ちのめされている」「リックはいいヤツで、素晴らしいドラマーだった。彼の革新的なドラム・パターンは、僕らの曲を形作るのに役立った」と故人を追悼している。
リックさんの死因は明らかになっていないが、所属事務所によると「短い闘病生活」の後に帰らぬ人となったという。