『デッドプール』のクリエイターであるロブ・ライフェルド氏が、映画『デッドプール ウルヴァリン』プレミアでの待遇への不満を理由に、マーベルとの決別を表明した。
同社と長年の付き合いがあったが、ディズニー傘下に入り、デッドプールがマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の世界に入って初のシリーズ作となった同作のニューヨーク・プレミアの際に冷遇されたという。また、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギを含むディズニーの幹部からは無視され、アフターパーティーにも招待されなかったことにがっかりしたと明かした。
ライフェルド氏はポッドキャスト番組『ロブザベーションズ』で「私を辱め、萎縮させ、打ち負かすためにそうされたんです」と述べた。また、同作のマーケティングやプロモーション活動へのさらなる参加や、エンドロールの特別クレジットを求めていたことを明かしている。
あるメールの中でラインフェルド氏は、マーベルはキャラクターの生みの親に対する扱いが良くないと指摘。クリエイターたちが生み出したキャラクターやコンセプトなしでは、大作映画も作れなかったとして、改善を求めていた。
