SNSに投稿された「ぬいぐるみの洗濯方法」が話題を呼んでいます。
お迎えした時はフワフワだったのに、いつのまにかザラザラした手触りに。長年置きっぱなしのぬいぐるみはホコリやハウスダストを吸い込み、アレルギーの原因になるそう。
でも洗濯に失敗して縮んだり、表情が変わってしまうのが心配。水に濡らすのも少しかわいそうに思えます。クリーニング店を経営し、クリーニングYoutuberとしても活躍する投稿主のしゅんぺいさんに詳しい洗濯方法を聞きました。
◇ ◇
――手順は?
しゅんぺい:基本的な洗い方は、
①ぬらしてから石鹸で全体の汚れをとる
②ぬるま湯に弱アルカリ性の洗剤を溶かして洗面器に漬け置き
③しっかりとすすぐ
④脱水してから干す
⑤ドライヤーかアイロンの蒸気で毛並を整える
パウダービーズや綿の中綿なら普通に干せばOKです。
だけど低反発素材は干すだけじゃ乾かないので、生乾きになりかえってカビの原因に。乾燥機に入れると変形するので、家では諦めてクリーニング店に頼みましょう。
――綺麗に仕上げるコツは?
しゅんぺい:汚れを落とすという点では、必ずぬるま湯を使うこと。常温に比べて汚れ落ちが格段に上がります。中綿が乾きやすい晴れた日や、気温が高い日に洗うのがオススメ。洗った後にアイロンの蒸気をたっぷり掛けると毛羽が立ってぬいぐるみがふっくらしますよ!
――注意点は?
しゅんぺい:ぬいぐるみは中綿が分離しやすいので、洗濯機は使用せず必ず手洗いしましょう。古い物はぬるま湯に付けただけで糸が切れるケースもあるので、できるだけ動かさずやさしく手で揉んで汚れを落とします。
――ぬいぐるみ愛好家へのメッセージをお願いします。
しゅんぺい:ぬいぐるみは、なかなか汚れに気付かないし、面倒で後回しにしがちな物ですが、一度洗ってみると「なんで今まで洗ってあげなかったんだろう」と思うほどふっくらして肌触りも変わります。天気の良い日にぜひトライしてみてください!
◇ ◇
SNSには「気持ちよさそう」「臭いの除去になるのはいいですね」「こんなにフワフワに復活するなんて!」などの声が寄せられました。猛暑が続きうんざりしますが、せっかくならこの暑さを利用し、ぬいぐるみの洗濯を。フワフワになったぬいぐるみは、嬉しそうにも見えます。
しゅんぺい│洗濯のおにいさん
X:https://x.com/shumpei0603
リンクまとめ:https://lit.link/sentakushumpei