「宇宙人の正体は未来から訪れた地球人」説は本当か?スピルバーグ監督も「未来人説」に関心!? 識者語る

深月 ユリア 深月 ユリア
東京・新宿歌舞伎町での映画イベントに登壇したスティーブン・スピルバーグ監督(2018年撮影)
東京・新宿歌舞伎町での映画イベントに登壇したスティーブン・スピルバーグ監督(2018年撮影)

 「宇宙人の正体は未来から訪れた地球人」という説があるという。にわかには信じがたい話だが、著名人の中には「宇宙人は未来人説」に関心を寄せる人もいるという。ジャーナリストの深月ユリア氏がこの分野の識者に話を聞いた。

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 米国防総省のUFO(未確認飛行物体)に関する調査機関である全領域異常解決オフィス(AARO)が今年度10月に発表した年次報告書によると、世界の中でも米国、中東、そして日本でUFOの目撃例が多いという。日本のUFO出没スポットは「西日本と日本海側」だと表示されている。インターネット上では「東日本大震災直前にUFOを目撃した」「福島原発事故発生時に目撃した」という報告が複数ある。

 UFOに詳しい作家の山口敏太郎氏によると、地球外生命体は人類に対して何らかのメッセージを伝達するために出現することがあるそうだ。同氏は「宇宙人は混沌とする世界情勢の中で、日本が世界平和のために果たすべき役割を期待しているのではないでしょうか」という。

 なぜ地球外生命体が人類の未来を危惧するかというと、山口氏によると、宇宙人の正体は他の惑星の住人ではなく「未来から訪れた地球人である」という説があるという。

 同氏は「『宇宙人=未来人』はかねて、オカルト研究家・オカルトファンの間で主張されてきた。一説によると『未来人は核戦争で荒廃した地球から、核戦争を止めるために訪れている』という。ロズウェル事件 (1947年に米ニューメキシコ州ロズウェル付近で墜落したUFOが米軍によって回収された事件) をはじめ、UFOの目撃例が増えたのは、米ソ冷戦期だが、米国とと旧ソ連は競って核兵器を研究・開発した時代である。UFOに搭乗する何らかの生命体は『核兵器開発に強い関心を寄せているのではないか』という。

 いささか荒唐無稽な説ではあるが、この「宇宙人=未来人」説については、オカルト業界のみならず、ハリウッド映画の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督も強い関心を寄せていると報じられている。

 米エンタメ系メディア「TMZ(ティーエムゼット)」などの報道によると、スピルバーグ監督は今年3月、米トーク番組「ザ・レイト・ショー」に出演してUFOや地球外生命体に関するインタビューを受けた際に「広い宇宙で人類が唯一の知性を持った生命体であるということは、確率的にあり得ない」と地球外生命体の存在については肯定的だった。一方で「ただし、地球外生命体が4億光年も離れた惑星から我々を訪れる理由があるだろうか」とも疑問視。その上で、同監督は「例えば、50万年後の未来から訪れた地球人とも考えられるのではないだろうか」「タイムトラベラーが20世紀後半から21世紀の歴史を記録するために訪れているのかもしれない」と驚くべき発言をしたという。

 では、「宇宙人=未来人」だとしたら、なぜ、あえて日本が選ばれているのか。「宇宙人=未来の日本人」の可能性があるという説もある。山口氏は「ロズウェル事件で発見された生命体は遺伝子解析した結果、日本人に多い遺伝子が検出されたという証言がある」という。宇宙人=未来人なら人類は絶滅せず、遠い未来にも生存者がいるということになるが、果たして?

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