宇宙人との会話が可能となる日は来ないという。科学者の説明では、その試みは「アリが人間と話そうとするぐらい」気の遠い話になる。
人類は地球外生命体に比べ余りに劣っているため、会話もままないことからコミュニケーションは無理だと推定している。太陽系が45億年の歴史なのに比べ、宇宙は138億年の歴史を誇り、そこにいる生命体は人類よりもはるかに知能的に優れている可能性が高いという。
英マンチェスターのジョドレルバンク天体物理学センターの代表、マイケル・ガレット教授はこう話す。「私たちの想像をはるかに超える容量を持った何かが存在する可能性はあります。アリが人間とコミュニケーションをしようとするようなものです」
さらに、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの宇宙生物学者であるルイザ・プレストン博士はこう続けた。「私たちがアリで間違いないでしょう。我々は自分たちの思考能力に関する思い上がりがあります」