俳優マーク・ウォールバーグ(50)が、映画『ディパーテッド』の続編企画を売り込みを試みたことがわかった。2006年の同クライムスリラー作で警察官役を演じアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマークだが、第2弾のピッチは「あまりうまくいかなかった」という。
マークはKFCラジオにこう話す。「(脚本家)ウィリアム・モナハンと一緒に、ワーナー・ブラザースとのミーティングに言ったんだ。『ディパーテッド』の続編を売り込むためにね」「でもそのピッチはあまりうまくいかなかった。彼は具体的なアイデアを何も用意していなかった。彼は普段は頼んだら何か書いてくれるって信用できる人なんだけどね。『コカイン・カウボーイズ』と『アメリカン・デスペラード』の脚本に取り掛かっていた時、『ビル、熟考されて、よく計画されているものが好まれるから、それを書いて』って言った。そういう時は、かなり良いものが出来上がるんだけどね」
続編の実現には未だ至っていないものの、モナハンは当時ロバート・デ・ニーロや、ブラッド・ピットなどの出演を希望していたそうだ。
そんなマークは2018年、当初レオナルド・ディカプリオやマット・デイモンが主演で自分が助演に回ることが気に入らず、一度は同作を断ったものの、その後「役を自由に演じていいから」とマーティン・スコセッシ監督に説得されて出演を決意したことを明かしていた。