「エイリアン3」「セブン」などを手がけたデヴィッド・フィンチャー監督の「ハリー・ポッター」シリーズへのアイデアが、「不気味すぎる」という理由で却下されていたという。フィンチャー監督は、同シリーズの監督を務める可能性を念頭にワーナー・ブラザースの重役と話をする場を持ったことがあると告白。しかし、持っていたビジョンがダークすぎたという。
「バラエティ」にフィンチャー監督は「僕だったらどう『ハリー・ポッター』を描くかという話をするために呼ばれたことがあった」とコメント。「僕はただのクリーンなハリウッド版はやりたくないと言ったんだ。『ウィズネイルと僕』みたいな、ちょっと気味悪いような作品にしたいとね」とアイデアを持っていたと明かした。
しかし、スタジオ側はより健全な描写を求めていたようで、「『オリバー!』のような描き方の『トム・ブラウンの学校生活』にしたいんだ」と言われたと続けている。