年末年始の休暇明けたら「出勤するのが面倒に」社会人の7割超が痛感 1割は「転職したい」まで発展

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※画像はイメージです(buritora/stock.adobe.com)
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 年末年始の休暇が終わり、仕事に戻ることを面倒に感じる人も多いだろう。なかには、面倒さがきっかけで転職を検討するまでにいたる人もいるのでは。年始のスタートをスムーズに切るためには、どのような心構えや準備が必要なのだろうか。

 インターネットリサーチ事業のNEXER社が運営する「キャリアバイブル」はこのほど、現在会社に勤めている全国男女389人を対象に「年末年始と転職」についてアンケートを実施し、調査結果を公開した。

 それによれば、年末年始の長期休暇で休み明けに出勤するのが面倒になった経験について、75.1%が「ある」と回答。理由を聞くと「休暇に慣れてしまうと生活リズムが崩れるから」(20代女性)、「気持ちの切り替えがなかなかできなかったため」(20代男性)、「楽しい休みを過ごした後の現実を見るのが嫌だった」(30代女性)などの声が。休暇→仕事への切り替えが難しくなる人が多いようだ。

 一方で、同経験が「ない」と回答した人からは「仕事は仕事だと割り切っているし、働くのは嫌いではないから」(30代女性)、「気持ちの切り替えを自分なりに工夫していたため」(40代男性)などの声が寄せられた。

 続いて、年末年始の長期休暇がきっかけで転職をしたいと思った経験は、12.1%が「ある」と回答。理由を聞くと「仕事が無理すぎて考えるようになった」(30代女性)、「リズムが乱れてやる気が出ないから」(30代男性)、「新年などに新しい事に挑戦してみたくなる」(40代男性)などの声が。また、年末年始を海外で過ごす人をテレビで見て、相応の収入が得られる仕事に就きたいと考える声もあった。

 転職検討は1割程度だが「出勤するのが面倒」は4人に3人が思ったことがあるという結果に。同調査では「仕事に対するモチベーションを維持するためには、休み明けの心のケアや、職場環境の改善が重要。転職を検討したくなった際は現状を見つめ直し、自分にとって最適な選択をすることが大切だと言えるでしょう」とまとめている。

 【出典】
・「キャリアバイブル」内の該当記事(https://nexer.co.jp/career-bible/50367/

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