空き家の放置が気になる人は9割 感じる不安で「不衛生」「火事」を抑えた圧倒1位とは

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
画像はイメージです( jyapa/stock.adobe.com)
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 自宅や実家の近くには、空き家がありますか?「高齢化・人口減少」や「相続人のライフスタイルの変化」などによって起こる空き家の増加は、都市部でも地方でも問題となっています。特に、手入れされていない「放置空き家」が近隣にあると、不安を感じる人も多いでしょう。株式会社AlbaLinkはこのほど、全国の男女500人を対象に行った「空き家の放置で感じる不安に関する意識調査」の結果を公表した。

 「近所に空き家が放置されていると気になるか」を聞いたところ、「とても気になる」「やや気になる」と答えた人が合わせて89.8%となった。

 近所に空き家が放置されていると感じる不安の圧倒的1位は「治安が悪化する(45.2%)」だった。主な理由として「近所に空き家が放置されていると、不審者の侵入や犯罪の温床になるのではないかと不安を感じます」(20代男性)、「空き家を狙った空き巣に狙われそう。空き家の周辺も犯罪が増えそう」(30代女性)、「空き家があると、犯罪の温床になりそうで大変気になります」(50代男性)などが挙がった。

 2位は「不衛生になる(30.6%)」がランクイン。「野生動物が住みつきそう。実際に実家の隣に物置が放置されていて、今は野良猫のねぐらになっていて、近隣で糞の被害がだいぶ出ているらしい」(30代女性)、「空き家に虫がわいたり、地域の犬猫が糞尿をする場所になる可能性があり、衛生面で気になります」(40代女性)、「田舎なので、ハクビシンやアライグマなどが住みつくかもしれず、伝染病の心配があります」(60代以上男性)などの声が寄せられた。

 3位は「火事のリスクがある(25.6%)」が入った。主な回答として「草がボーボーなので、火事になったら怖いなと感じる」(20代女性)、「放火のリスクがある。自然な要因での火事のリスクもある」(50代男性)、「誰かが空き家に入り込んで火をつけ、火事になってしまうのではないかと不安である」(60代以上男性)などがあった。

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