映画『デューン:メサイア』の撮影が予定より1年早く開始されることが明らかになった。2026年夏の撮影開始が予想されていたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による3部作の最終章となる新作について、今年6月に撮影が始まる見込みだとデッドラインが報じた。
フランク・ハーバートが1969年に出版した『デューン砂漠の救世主』を原作にした『デューン:メサイア』は、昨年3月に公開された『デューン 砂の惑星PART2』 の12年後が舞台となっている。ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)が既知の宇宙の皇帝に即位した後を描く。
最近、ヴィルヌーヴ監督はザ・ラップのインタビューで、当初は『メサイア』で「デューン」シリーズに戻る前に、他の作品に取り組むつもりでいたことを明かしていた。「『PART2』の後、休みが必要だと感じたんです。『デューン:メサイア』に戻る前に、何本か映画を書いたり、いくつかのことをやってみたいと思っていました。しかし、イメージが私の脳裏に戻ってきてばかりいたんです。意欲はまったくそのままでした。それが一番の驚きでしたね。私はまだアラキスに戻りたかったんです」
『デューン:メサイア』には、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、フローレンス・ピュー、ハビエル・バルデムも再登場し、2026年12月に劇場公開される予定だ。