宝塚音楽学校『第111期 文化祭』 未来のタカラジェンヌ卒業公演「新芽のように、さらなる未来に」

宝塚音楽学校「第111期 文化祭」(撮影・高部洋祐)
宝塚音楽学校「第111期 文化祭」(撮影・高部洋祐)

 未来のタカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校の卒業公演「第111期生 文化祭」のゲネプロが20日、兵庫・宝塚バウホールで行われた。

 111期の本科・112期の予科の80人が出演。3月に卒業する本科生が2年間の成果を披露した。第1部では紋付き袴の正装で「清く正しく美しく」を舞い踊った。また男役志望の小原舞穂さんと野々川莉央さんがクラシックを朗々と歌い上げた。またポピュラーでは宝塚の名曲「TAKARAZUKA FOREVER」「ブエノスアイレスの風」などを歌い継いだ。

 第2部の芝居は正塚晴彦氏作演出の「A MONOLOGUE Vol.V」。A・B組に分かれて出演するが、この日上演されたA組では、三枝友梨乃さん、山神晶さんらが舞台姿も美しく、中世ヨーロッパを舞台にしたストレートプレイを熱演した。

 また第3部はタップダンスやバレエ、ヒップホップジャズダンスなど、様々なジャンルのダンスを披露。レベルの高い、熱いステージを繰り広げた。公演終了後に、光田悠那さんが本科生を代表し「本日は私たちの文化祭を最後までご覧いただき、ありがとうございました。私たちはこれからもまっすぐ成長する新芽のように、さらなる未来に向かって精進して参ります。今後ともご声援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と肩で息をしながらあいさつした。

 111期は3月上旬に卒業式を迎え、宝塚歌劇団に入団。宝塚大劇場星組公演「阿修羅城の瞳/エスペラント!」(4月19日~6月1日)で初舞台を踏む。

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