元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が14日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。兵庫県の斎藤元彦知事の「特徴」として、2つの相反する傾向について自身の見解を綴った。
橋下氏は、13日日夜に更新したXで、同日に行われた斎藤知事の定例会見を報じたネット記事を引用。「斎藤知事会見 N党・立花氏の『黒幕』怪文書入手の質問飛ぶ『私はその文書を』 真偽不明の公用PC内容も』と記事の見出しを紹介した上で、「斎藤さんの特徴。自分の疑惑が書かれた怪文書については放置してもいいものを必死になって作成者を特定。他方、自分の利益になる怪文書は放置。」と指摘した。
会見では、NHK党の立花孝志党首が昨年11月の知事選期間中に真偽不明の情報が書かれた文書を兵庫県議から提供されたと主張する一方、その県議が否定している件について、斎藤知事に質問が飛んだ。 文書には「黒幕」などと記され、斎藤知事に批判的な人物らの実名や真偽不明の動き、告発した当時の県幹部に関する真偽不明の情報が書かれていたとされているが、斎藤知事は「詳細は承知していませんので、いまご指摘いただいた方の問題だと思っていますので、私がコメントすることはないです」と明言を避けていた。
橋下氏の投稿に対し、Xユーザーからは「ホンマにその通りやわ」「都合よく使い分ける姿勢が見え見えでモヤモヤする!」「自分の疑惑に対してではなく県職員と取引先の誹謗中傷に対してです!」「斎藤知事は、自分の事がどれほど誹謗中傷されても探したりしない人だよ」などと賛否両論の声が続いた。