学研ホールディングスの調査・研究機関である「学研教育総合研究所」はこのほど、小学生の子どもを持つ20~59歳の保護者を対象にした調査を実施し、「小学生・中学生・高校生白書 小学生・中学生・高校生の日常生活に関する調査2024」内で調査結果を公開。最近の小学生のお年玉事情が明らかになった。
2024年、正月にお年玉をもらった割合は89.7%で、総額は平均2万225円だった。23年調査との比較では、お年玉をもらった人の割合は1.4ポイントの下降、平均は839円の減少となった。
男女別にみると、男子ではお年玉をもらった人の割合が89.2%、総額が平均1万9741円だった。一方、女子ではお年玉をもらった人の割合が90.2%、総額が平均2万709円だった。
主な使い道は「貯金」(57.9%)が突出して高く、2位「おもちゃ」(25.0%)、3位「ゲーム機・ゲームソフト(オンライン除く)」(23.2%)と続いた。男女・学年別にみると、3年生以上の女子で「文房具(ステーショナリー)」「アクセサリー」が他の層と比べて高くなる傾向がみられた。
同調査では小学生の子どもを持つ20~59歳の保護者が付き添い、子ども本人が回答するように依頼。1学年200人(男女各100人)の回答が集まったところで調査を終了し、1~6年生で計1200人ぶんの回答を集計した。調査期間は2024年11月6~14日。(学研教育総合研究所 調べ)