KAWASAKIからロボットライオン!どんな地形もOK「コルレオ」次代の“乗り物”に 川崎重工業が発表

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 次代の乗り物は、KAWASAKIのロボットライオンか―。川崎重工業はこのほど、2050年の移動手段を想定した四足歩行型の搭乗ロボット「CORLEO(コルレオ)」を発表した。

 ライオンのような姿を持つ全地形対応型の個人用モビリティ。水素を燃料とする発電機を搭載し、その電力で四肢のモーターを駆動させる仕組みとなっている。発表された映像を見ると、険しい山岳を自由自在に飛び跳ね、雪山で大きな跳躍も。“百獣の王”を自由自在に操る様子に魅力があふれている。

 操作方式はオートバイに着想を得たもので、搭乗者の体重移動により進行方向を制御する。ステップやハンドルにより入力された体の動きが機体に伝わり、オートバイやセグウェイの運転と乗馬を融合したような直感的操作が可能になっている。

 前脚と後脚はそれぞれ独立して動作し、歩行・走行・跳躍時の衝撃を吸収する構造で、傾斜地でも搭乗者が快適な姿勢を保てるよう工夫されている。「CORLEO」は、現在開催中の大阪・関西万博でも公開されている。

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