学校、会社、仕事など人前で話す機会はあると思いますが、できればやりたくない、苦手という人はいます。株式会社R&Gはこのほど、人前で話すことが苦手な10代以上の男女500人を対象に行った「人前で話すのが苦手な理由に関する意識調査」の結果を公表した。
「苦手な場面」を聞いたところ、1位は「プレゼン・発表の場(130人)」で、僅差の2位は「大人数の場で話す(129人)」、3位は「会議で発言を求められる(121人)」となった。また、「人前で話すとどうなるか」という問いには、1位「言葉が出なくなる(161人)」、2位「声が震える(151人)」、3位「頭が真っ白になる(131人)」という声が多く寄せられた。
人前で話すのが苦手な理由の圧倒的1位は「注目されたくない(136人)」となった。主な回答として「大勢に注目されると緊張するから」(20代男性)、「みんなの視線を浴びるのが嫌だ」(30代女性)、「たくさんの人に見られているという恐怖感」(40代女性)などがあった。以下、2位「どう思われるか不安(63人)」、3位「過去の失敗・嫌な経験から(61人)」、4位「失敗したくない(56人)」、5位「意見を否定されるのが怖い(54人)」と続いた。
人前で話せるようになるための克服方法では「練習・リハーサルする(137人)」がトップ。具体的な例として「プレゼンの前にしっかり練習する」(20代女性)、「事前練習を納得いくまで行う」(30代男性)、「人のいない部屋でスピーチの練習。自分が話しているところを録音して修正する」(40代男性)などが挙げられた。2位は「事前に話す内容をまとめる(132人)」、3位「場数を踏む(69人)」、4位「話し方を学ぶ(49人)」、5位「考えすぎない(31人)」だった。