年初に1年の目標を立てる人も多いのでは。bondavi株式会社は同社が提供する習慣化アプリ「継続する技術」の行動データをもとに、三日坊主で終わる新年の目標ランキングを作成。その結果、続きやすい目標と続きにくい目標、それぞれの傾向が明らかになった。
同調査では22年12月1日~23年11月30日の同アプリの行動データ55万2692件をもとに、新年の目標として掲げられやすい20種の「三日坊主率」(掲げた目標を4日以上継続できなかった人の割合)を集計した。
その結果、三日坊主率が高い(=挫折しやすい)目標は以下の通りとなった。
1位 禁煙(71.3%)
2位 ジムに行く(65.9%)
3位 食事制限(63.0%)
4位 ランニング(61.3%)
5位 禁酒(59.5%)
1位の禁煙はたった3日で70%以上の人が挫折しているという結果に。食事制限、禁酒も含めて「~しない」という目標は挫折しやすい傾向が見られた。同調査では「喫煙や飲食など、既にできている強い習慣をいきなり『完全にやめる』というのはあまり現実的ではない」とし「まずは少しずつ減らすなど、小さな目標から着手した方が成功率が高まる」と分析している。
一方、三日坊主率が低い(=続きやすい)目標は以下の通りとなった。
1位 ヨガ(38.5%)
2位 絵の練習(39.5%)
3位 家で筋トレ(41.8%)
4位 ストレッチ(42.6%)
5位 瞑想(42.8%)
家でできる目標は続きやすい傾向に。ジム、ランニングなど準備をして外で行う目標の三日坊主率が高かったことと対照的な結果となった。