あの水戸黄門も恐怖を味わった心霊スポット 千葉の「禁足地」に行ってみた

今野 良彦 今野 良彦
水戸黄門の一行
水戸黄門の一行

 この話は「黄門記八幡大藪」として歌舞伎の外題となり、明治11年に京都で初演されました。また、「芳年といえば無惨絵」と呼ばれ、血みどろ絵で有名な浮世絵師・月岡(大蘇)芳年が、藪知らずに足を踏み入れた水戸黄門が現れた妖怪と対峙(たいじ)している「不知薮八幡の実怪」という作品も描いています。解説版にもその作品がありました。

 なぜ、この禁足地がいつから存在したのか、なぜ禁足地になったのか-明確な根拠はない。だが、いまだに近隣の住人から畏敬の念をもたれているのは確かです。鳥居をくぐり祠までは行けますが、私は足を踏み入れる気は起きませんでした。暑くなってきたおり、みなさんは深夜にでも行ってみたらどうですか。

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