長年連れ添ったペットが他界してしまうのは誰でも辛いものだ。イラストや創作漫画を描くSeNMUさんの『猫を亡くした私の元に新しい猫が来た話』はタイトルの通り、猫を亡くした主人公が、変わった見た目をした“猫悪魔”たちと一緒に過ごす様子が描かれている。以前X(旧Twitter)にポストされると、多くの人から注目を集めて1.3万もの「いいね」が寄せられていた。
最愛の猫「クロ」が天に旅立って1年、飼い主の女子学生「静居夜深(しずいよみ)」は、いまだに引きずる喪失感によって浮かない表情をしていた。下校中、クロを拾った空き地に差しかかり、当時を思い出しつつ「もしかしてクロの生まれ変わりがいたりとか…」と空き地を覗いてみると、そこには角が生えた7匹の怪しい猫たちが目に入った。危険な雰囲気を察知した夜深がその場から退散しようとした際、黒猫が「そんなにこの可愛いワガハイを家に招きたいのか」と喋り始める。これに驚いた夜深は全力で走り去り、困惑しながら帰宅すると、そこには先ほどの怪しい猫たちの姿があり…。
可愛い悪魔猫たちが活躍する同作の投稿に、読者からは「悪魔の猫たちが可愛すぎる」「頼むから続きを…」などの反響があがっている。そこで作者のSeNMUさんに、同作を描いたきっかけについて話を聞いた。
―同作を描いたきっかけを教えてください。
猫を飼っているので、彼らとの日常のやり取りを参考にしつつ作品として表現してみたいと思ったことが始まりでした。
―作中に登場する可愛らしい数々の猫のキャラたちは、どのような経緯で誕生したのでしょうか?
今回は欲望との組み合わせだったので、分かりやすく七つの大罪を組み合わせてみました。気ままでわがままな悪魔的可愛さを表現したいと思い、彼らが生まれました。
―今後同作の続編を投稿する予定はないのでしょうか?
今回あまり活躍しなかった猫にも出番をあげたいと思うところもあるので、続きも気長に描いていければと思います。
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