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竜宮城と二拠点生活なら浦島太郎は超大金持ちに⁉空想科学研×みずほ 斬新な金融指南書が誕生

マネ活

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「空想金融教室」表紙
「空想金融教室」表紙

 資産運用しながら竜宮城と地上の“二拠点生活”をしていたら、浦島太郎はケタ外れの大金持ちになっていた-。親しみにくいお金や保険の話を、親しみやすい昔話を題材に楽しく解説した「空想金融教室」(定価1980円)がこのほど、小学館から敢行された。

 みずほフィナンシャルグループが、「空想科学読本」で知られる空想科学研究所とタッグを組み、「空想金融教室プロジェクト」として24年4月からインターネットサイト上で公開してきたエピソードを初めて書籍化。「おカネの価値や考え方の話」「暮らしに紐づく保険やおカネのトラブルの話」「自分の人生にかかわる働き方や老後資金の話」など全5章で構成される。

 「『さるかに合戦』で考える[おカネと資産]-交換でトラブル発生!おにぎりと柿のタネ、価値があるのはどっち?」 

 「『舌切りすずめ』で考える[金融トラブル]-日常の落とし穴!おばあさんの闇落ちは[金融トラブル]が原因だった⁉」

 「『かさじぞう』で考える[老後の資金]-そもそも貯金をしていれば…。心優しいおじいさんに[資産形成]をアドバイス!」

 「『桃太郎』で考える[おカネと事業計画]-桃太郎 鬼⁉鬼退治を[事業]として考えると、夢と可能性が広がる!」

 収録された13エピソードのタイトルは荒唐無稽に思えるが、内容と解説は〝その道のプロ〟が本気で考え、導き出した説得力にあふれている。著者でもある同研究所主任研究員の柳田理科雄さんは「僕はかつて学習塾を倒産させたことがあり、おカネの話はこの世で最も苦手です。そんな僕でも楽しく学ぶことができました。『世の中はそうなっていたのか⁉』と驚くこともたくさんありました。ぜひ、たくさんの方に、この『目からウロコ』の体験をしていただきたい」とコメントを寄せている。

 子どもたちが未来の経済社会で活躍するための知識を身につけることを目的に始まった同プロジェクトだが、書籍には新たに書き下ろしたイラストやコラム・用語解説を加え、大人も楽しめる内容となっている。親・子・孫の三世代が集まる機会も多い夏休み。〝マジメでおかしな〟一冊を囲み、家族で金融知識に触れるのも一興だ。

 詳細は(https://www.mizuho-fg.co.jp/csr/education/kyoshitsu/index.html)まで。

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