“腸活のプロ”おすすめ!腸内環境を整える菌を損なわない味噌汁の作り方 前日の温め直しでも効果発揮

田中 靖 田中 靖
画像はイメージです( kei u/stock.adobe.com)
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 日本人のソウルフード「みそ汁」。毎日のように作る家庭も多いのでは。前日のみそ汁を温め直して…という光景も一般的。でも、ちょっと待って!それ、大きな“損”しちゃってるかもしれません-。

 全国で食育活動を行っている「玄米酵素」の大阪支社・和田幸大主任(35)は「みそや麹(こうじ)に含まれる腸内環境を整える細菌は熱に弱い。熱々で作ってから冷めたものを温め直すのはあまりよくないし、特に煮立たせることは厳禁」と話す。

 風味や香りが飛んでしまうため、みそ汁を作る際に沸騰させないことは知られているが、「翌日のみそ汁」のことまで考えると、大切なポイントは「お鍋はだしで具材を煮るまでの状態にしておく」ことだという。みそは食べる直前、具材とともにおわんで溶く。そうすることで、鍋を温め直すこともでき、みそに含まれる細菌のチカラや栄養素、おいしさも損なうことなく摂ることができるというわけだ。

 年間100回超の講演活動を行う和田氏は“腸活のプロ”として、健康増進や免疫機能改善をサポートする腸内細菌の大切さを説く。みそ選びについても「保存料の多い品は避け、細菌が生き続けるよう“吸口”が容器についているものがおすすめ」としている。

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