黒川敦彦氏が千葉県知事選出馬表明「2馬力じゃない」けど「立花孝志さんに投票してほしい」勝手に応援宣言

杉田 康人 杉田 康人
黒川敦彦氏
黒川敦彦氏

 2024年4月28日投開票の衆院東京15区補選をめぐる選挙妨害事件で、公職選挙法違反(自由妨害)に問われ、同年12月17日に保釈され公判中の政治団体Q代表、黒川敦彦被告(46)が19日、千葉市内で会見し、千葉県知事選(27日告示、3月16日投開票)への出馬を表明した。

 保釈後に千代田区長選、埼玉県朝霞市長選に相次いで立候補した黒川氏は「政治団体Qより、千葉県知事選に立候補する意思を固めました」とした。

 公約として「2032年1月1日までに、マグ7(マグニフィセント7=米国の代表的なテクノロジー企業7社)すべてを打破する。時価総額で上回る。時価総額1500兆円を超える企業を、千葉の真ん中にドーンと持ってくる」「Gacktを打破する。かっこよさで上回る。なぜなら、政治家はかっこいい方がいい。Gacktを5月末の段階で、打破します」などを挙げた。

 同県知事選には政治団体・NHKから国民を守る党(NHK党)党首の立花孝志氏(57)も立候補を表明している。

 N党幹事長だった黒川氏は「広い意味では、私は立花孝志さんと目指すところが近い。選挙でこういう風なことを言おうと思っている。『僕に投票しないのであれば、立花さんに投票してほしい』。要するに、2馬力選挙だと言われない範囲で、私と立花さんが勝手に世の中を盛り上げてみたい。これは2馬力選挙じゃないでしょ?。既存の政治勢力をたたきつぶしたい。連携をして、選挙を盛り上げたい」と、選挙戦で立花氏を“応援”するとした。

 黒川氏は「勝手に私が、立花孝志さんの後で演説をするみたいな。これは選挙妨害ではない。僕と立花さんが同じ選挙区に出るというのはけっこう久しぶり。ネット世論的にはバトルが見たいといいう声がある。行き過ぎたバトルになると、僕がまた屏の中に入っちゃうんで…」と、立花氏との“舌戦”も予告していた。

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