国民民主党の榛葉賀津也幹事長(57)が21日、国会内での定例会見で、自民党の小泉進次郎衆院議員の「連立入り」発言について言及した。小泉氏は20日に横浜市内での講演で、2025年度予算案の野党との修正協議に触れ、日本維新の会や国民民主党を念頭に「のむのであれば、正式に連立入りの打診をすべき」などと発言していた。
榛葉氏は「落語議連の幹部の小泉進次郎さんだから。何か『サゲ』(落語のオチ)でもあるのかね。その話には。なぜ言ったかわからない」と疑問を投げかけた。記者からの問いに「進次郎さんに聞いて」とした榛葉氏だが、携帯電話に進次郎氏から着信があったことを明かし「そのことかもしれないね」と意味深に語った。
進次郎氏は、維新との高校授業料無償化、国民民主との年収103万円の壁引き上げに関する協議について「その後に起きることの責任を負わないのは無責任。『責任も共有してください』というメッセージを(自民党側から)投げるべき」とした。