俳優のイーサン・ホーク(54)とラッセル・クロウ(60)が『ザ・ウェイト』で共演する。『高慢と偏見とゾンビ』など数々の映画の編集を手掛けてきたパドレイク・マッキンリーが監督を担う1930年代初頭の米オレゴン州を舞台にした歴史作品に2人がキャスト入りしたことをハリウッド・リポーターが報じた。
マシュー・ブーイとレオ・シャーマンの原案をもとにした同作では、妻の死後、労働キャンプに収監されているサミュエル・マーフィー(イーサン)が娘ペニーの親権を取り戻すために脱走を試みるが、施設の悪徳監督クランシー(クロウ)の金塊密輸計画に巻き込まれ、荒野からの危険と仲間からの裏切りの可能性の両方を乗り越えようと奮闘する姿が描かれる。
独バイエルンの地域映画基金FFFバイエルンから200万ユーロ(約3.2億円)の資金を確保している同新作は、今夏バイエルンで撮影を開始する予定だ。