66歳の米人気俳優 撮影現場での誤射死亡事件でPTSDに 11歳から2歳の7人の子供が支え

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 アレック・ボールドウィン
 アレック・ボールドウィン

 俳優のアレック・ボールドウィン(66)が、映画「ラスト」での誤射事件をきっかけにPTSDと診断された。2021年10月に西部劇の同作の撮影現場で小道具の銃を構えていたアレック、それが誤って発射されたことでジョエル・ソウザ監督が負傷し撮影監督のハリーナ・ハッチンスさんが死亡する事故となっていた。

 過失致死罪で起訴された後のアレックについて、妻のヒラリア・ボールドウィンさんは、強迫性障害が悪化したことを2人の新たなリアリティ番組「ザ・ボールドウィンズ」で明かしている。「アレックと親しい人たちは全員、彼の精神状態が悪化していくのを見てきた」「PTSDと診断された彼は最悪の状態の中こう言っている。『あの日あの事故が起こらなくてはいけなかったのだとしたら、私はなぜまだここにいる?(撃たれたのが)なぜ私じゃなかったんだ?』」

 ヒラリアさんとの間に11歳から2歳まで7人の子供、元妻キム・ベイジンガーとの間に29歳になるアイルランド・ボールドウィンがいるアレック、自分の気持ちが原因でベッドから起き上がれない日があると明かしていた。「この1年は酷かった。ベッドにずっと横になってね。『子供たち、私は起き上がることができない』って。自分はそんな人間じゃないのに。絶対に」

 この告白にヒラリアさんは、「朝目を覚まして、『ああ、神様なぜ私は起きてしまったのだろう?』って感じなのよね」と反応。アレックは「『起きている時より寝ている時の方が幸せ』と私は言った」と続けた。

 昨年7月に過失致死罪の裁判が棄却されたアレック、同事故は自身よりも家族に与えた影響に対処することが困難だと話してもいた。「非現実的な出来事だった。私たちがこんな目に遭っていることが信じられないし、自分よりも君(ヒラリアさん)のことを思って辛くなる」

 そんなアレック、ヒラリアさん夫妻は7人の子供たちが困難な時期を乗り越えさせてくれたことに同意していた。

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