水を含む40種類以上のアレルギーに苦しむ女性がいることが報じられ、話題になっている。英国人のクロエ・ラムジーさん(19)は生まれつきの食物アレルギーがあり、バナナやジャガイモを口にすると気絶してしまうなど、水原性じんましんという水に対するアレルギーとも日々闘っている。
シャワーを浴びるだけでじんましんが出てしまい、外で雨に濡れると「ナイフで肌をそぎ落としたくなる」そうだ。
介護者として働くイングランド、ハンプシャー出身のラムジーさんはデイリー・スター紙に明かした。「生後6カ月の時に初めてアレルギーが見つかりました。ジャガイモやバナナを与えられると気を失ってしまうのですが、幸い反応はもうそれほど酷くはありません。変化するのですが、今はイチゴ、キウイ、フルーツジュースなどの食品が食べられず、香りのついたシャンプーやボディソープも使えません」
ラムジーさんはさらに続けた。「水アレルギーは、ある日突然発症しました。アレルギーのあるボディソープを使ったのだと思いましたが、悪化してしまったのです。手を洗うといつも大量の発しんが出て、アリが肌を這っているような感じでした」
水アレルギー(水じんましん)は、非常に珍しい症状で、これまで世界で発症したのは100例程度とされている。