大学の祝祭イベントで〝19禁パフォーマンス〟を行い、公然わいせつの疑いで、在学生の保護者から告発され警察から事情を聴かれていたことが明らかになったMAMAMOO(ママム)のファサに、不送致(容疑なし)の処分が下された。
朝鮮日報によると4日、ソウル城東(ソンドン)警察署はファサに対して9月末に不送致決定を下したことを明かしたという。
警察は「ファサを被告発人として召喚し、公演内容やパフォーマンスのプロセスなどを調査した。また、関係者の陳述を総合的に検討した結果、犯罪として認定するのは難しい」と言及している。
ファサは5月12日、tvN「ダンス歌手流浪団」の一員として成均館(ソンギュンガン)大学人文学部キャンパス祭のステージを飾った。問題となったのは、彼女がラッパーのロコと披露したステージで、片手を舌でなめる動作をした後、その手を体の一部に当てたシーンだ。番組で該当部分は映されなかったが、ファンが撮影したファサのフォーカス映像がSNS上で拡散され、「みだらな動作だった」いう反応が浮上、物議をかもしていた。
この事態が広まり、学生保護者人権保護連帯が「ファサの行為は、目撃した大衆に羞恥心と嫌悪感をもたらすのに十分なものだった」と、ファサを警察に告発。ファサは7月に警察から呼ばれ、3時間ほど聴取を受けていたことが明らかになった。