歌手セレーナ・ゴメスは、歌手ジャスティン・ビーバーとの破局をきっかけにSNSを辞めたという。セレーナは2018年までの8年間、付かず離れずの交際を続けていたジャスティンが、自身との破局後に現在妻となっているヘイリー・ボールドウィンと交際を始めたことを知り、インスタグラムから離れようと決めたと認めている。
2022年にインスタグラムに復帰したばかりのセレーナは、ファスト・カンパニー誌に「失恋したばかりだった。みんながやっていることを見る必要はなかったのよ。それに、インスタグラムで目にするものを気にして、自分の見た目にポジティブになれない時期もあった」と語った。
また、「10代の体型」でなくなったことで、自分の体型に対する残酷なコメントに打撃を受けたと明かすセレーナは「どのサイズも合わなくて、恥ずかしい思いをした。普通の女性の体が変化しないと期待するなんて、かなり非現実的なことなのにね」と続けた。
一方、セレーナはジャスティンと別れた同じ年に双極性障害と診断されたものの、世間からの批判や仕事を失うことを恐れ、2年経ってから公表した。「私は人を喜ばせるように育った。若い人たちは私を尊敬していたから、若くして責任を感じてたの。だから本当の自分を明かしたら、自分にとってダメージとなると思ったの。精神的に病んでるなら、仕事はできないって言われるんじゃないかとね。本当に辛い時期を過ごした。躁と鬱の繰り返しで、どうしたらいいのか分からなくて、コントロールできなかった。だから、自分の病状が分かった時は、『ああ、そうか。少しホッとした。少し理解できた』って感じだった」と説明した。
そんなセレーナは、自分の人気の秘訣について「私は手の届かない存在じゃないわ。ビヨンセのような人を見ると、びっくりする。口が開いてしまう。彼女はどこもかしこも非の打ち所がなく、とても美しいわ。私は私だし、ちょっと間抜けだけど、セクシーで楽しいことも好きだし、ここにいる時間を有効に使いたい。ビヨンセやアデルのような女神も必要よ。でも、私はみんなの親友でいられるだけで幸せ」と語った。