ニコラス・ホルト(36)が、西部劇映画に出演してみたいという。最近クリント・イーストウッド監督作『陪審員2番』で主演を務めたニコラス、撮影期間中に1992年の『許されざる者』を含むクリントの西部劇作品をいくつか観たそうだ。
『続・夕陽のガンマン』『荒野の用心棒』といったクリントが出演した名作を再鑑賞後、西部劇出演の意欲を燃やしているというニコラス、サウジアラビアのジェッダで開催されたレッドシー国際映画祭でこう語っていた。「クリントと仕事をする中で、彼の古典的作品全てを改めて観たんだ。『許されざる者』は私にとって永遠の傑作だ。いつか必ず西部劇をやりたいと思ってるよ」
さらにレース映画への出演にも意欲を示しており、自身のドライビングスキルをスクリーンに活かしたいと考えているそうだ。「ある意味で、レースは演技と非常に似ていると思う」「強烈な集中力が必要だけど、同時に『入力と出力』が一体となるフロー状態にも入る」「ただひたすら、見るべきもの、起きていること、そして自分がすべき行動に集中する。そういう点で両者は多くの共通点がある」「 演技と同じで、相手を見て、何かを感じ取り、観察し、そしてうまくいけば自然な反応が生まれる」
今年公開の映画『スーパーマン』ではスーパーマンの宿敵レックス・ルーサーを演じたニコラス、スーパーマン/クラーク・ケント役は「役柄に合わなかった」として、デイヴィッド・コレンスウェットに軍配が上がったことをジェームズ・ガン監督が明かしていた。