食品メーカー・紀文食品が公式ツイッターで「かまぼこに板がついている理由」を掲載。「勉強になりました」「へぇ~知らなかった」など大きな反響が寄せられている。
板から身をはがされ食卓に並ぶかまぼこ。はがすのに、なぜわざわざ板がついているのか。素朴な疑問に、公式ツイッターでは「板が余分な水分を吸収しておいしさを保ってくれているから」と回答。知ってそうで意外と知らない事実にユーザーからは「絶妙な豆知識好き」「解説が板についている」「おいしく板だける理由」などの声が集まった。
紀文食品の広報担当者はツイート内容について、社内では一般的に知られている事実だったが、練り製品のすばらしさを伝えるため投稿したという。「ちなみにですが、1本丸々一気に使わない場合は、板から全部外してしまわずに必要な分だけを切り分け、残った分は板にくっついたままラップなどで包んで冷蔵庫で保管することをおすすめしています」と補足した。
では板がない場合、かまぼこはどうなってしまうのか。担当者は「板があるかまぼことないものでは、そもそも製造方法が異なる」とし、社内で相談した結果「『板がないとこうなってしまう』という表現をするのは避けた方がいいという見解になりました」と伝えた。板はモミの木が使用されることが多く、厚さは商品によって異なるという。
26日の投稿から30日までで4500超のリツイート、2.7万超の「いいね」を獲得。多くの反応が寄せられた中「なんではんぺんには板がついてないのか」というツッコミが印象的だったようで、担当者は「確かに...と思いました」と笑顔。今後も練り製品の魅力を伝えていく。「さつま揚げは”揚げ”、はんぺんは”ゆで”、など製造方法が多種多様なのですが、今後はそういったこと点にもふれていければと思います」と意欲を語った。